カビが増殖する高温多湿になる部屋の対策とは?
2016/10/12
こんにちは。
桂島昇です!
雨が続いて気分も晴れませんね・・・。
東京練馬で治療院を開業していますが、エアコンをかけていても、湿度がとても高いので、少し体を動かしただけで汗がダラダラ流れます・・・。
僕は、汗かきなんです。
それより、
梅雨の時期で、繁殖して困るのが、カビとダニです!
先日、ダニについてのブログは書きました(アーカイブ参照)ので、今回は、カビについてのブログです。
後半には、カビが原因のアレルギーや感染症の記事も載せています!
カビの発生・増殖の原因とは?
カビが発生する原因を知れば、おのずとカビを発生しにくくする対策法もわかります。
そこでここでは、カビが発生する原因やカビが発生しやすい場所、場所ごとのカビ対策について詳しく調べてみました!カビは高温多湿が大好き!
カビは高温多湿が大好き!
カビは高温多湿を好むことから、気温・湿度が高くなる梅雨の時期は特に発生しやすくなります。
カビの元となるカビ胞子は、普段から空気中を漂っていますが、温度28度以上湿度70%以上となる梅雨の時期に最も増えやすくなります。
しかし・・・。
カビは高温多湿なだけでは発生しません。
カビの栄養源となるもの、それに酸素がプラスされて初めて増え始めます。
カビの栄養源とは?
カビの栄養とは、食品や石鹸カス、木材、壁紙、埃、汚れなど、日常にありふれた物です!
酸素も空気中に多く含まれる物ですから、やはり高温多湿がカビを誘発すると覚えておいて間違いはないようですね。
カビの好む場所は?
カビは家の中でも、特に湿度の高いところ、温度の高くなりやすいところを好む傾向があります!
水回りの、お風呂や脱衣室、トイレ、キッチン、玄関、押し入れなどもカビが発生しやすい場所と言えます!
浴室
浴室は、カビにとって好都合な環境が整っています。
温度と湿度が高い上に、カビの栄養源となる石鹸カスや人の皮脂の汚れがいっぱいあるからです!
浴室を掃除をしていてもカビが生えてしまう場合は、目に見えない石鹸カスや皮脂汚れが壁や天井に飛び散ってしまっているためと考えられます。
浴室のカビ対策としては、お風呂に入った後はすぐに換気をすることが大切!!
窓がある家は窓を開け、窓がない場合は換気扇を回し続けましょう。
壁や天井、浴槽を洗った後は、仕上げに水を掛けるとよいでしょう!
水をかけることで、浴室内の温度が下がり、カビが発生を防ぐ事になります。
台所
キッチン(台所)には水気が多くありますので、カビが発生しやすくなります。
特にシンクまわりはカビ発生の宝庫とも言えるでしょう!
排水溝や水切りかごは常に水で濡れていますし、栄養源もありますから、カビにとってはとても住み心地のよい場所と言えますね。
キッチンのカビ対策としては、排水溝や水切りかごにゴミを溜めておかないようにして、こまめに掃除をすることが大切です。
そして、スプレー式の漂白剤を吹きかけることでカビの繁殖を抑えることができます!
冷蔵庫
意外に忘れがちなのが冷蔵庫の中です。冷蔵庫のパッキン部分が黒ずんでいる場合は、カビが原因のことも多く、またドアを開けるたび臭いがする場合もカビが原因となっている可能性があります。
冷蔵庫にも使える除菌・消臭スプレーを使って庫内を清潔に保つようにしましょう!
エアコン
夏場のエアコンは、部屋の温まった空気を吸い込んで熱交換器で冷たくしてから、再び室内に放出しています。
このため、温かい空気が急激に冷やされることにより、エアコン内では結露が着きやすくなります。
エアコン内にカビが発生すると、放出される空気と一緒にカビの胞子を撒き散らしてしまうことになりますから、そうなる前に対処が必要となります!
エアコンにカビを発生させないためには、月に一度はフィルターや拭き出し口の掃除を行い、カビの栄養源となる埃やゴミをエアコン内に溜めないことが重要です!
即実践しよう!
エアコンを使用したらスイッチを切る10分前は、送風運転にすると熱交換器の稼働が止まり、内部を乾燥させてから停止することになるので、湿気がなくなりカビの発生を抑えられます!
対策は?
カビは高温多湿で栄養源となる物があると発生しやすくなりますが、逆を言えば、湿度を調整し、衛生管理をしっかりとしていればカビは生えにくくなるという事になります。
カビは、部屋の中で一度発生してしまうと一気に増えてしまいます!
部屋を清潔に喚起をして湿気を溜めないようにして、カビが発生・増殖をしないように万全の対策を取りましょう!
カビが原因の症状は?
カビ菌(真菌)はもともとそれほど強力な菌ではなく、病気の原因になることはまれでした。
梅雨のこの時期、寒暖の差や気分がすぐれない、体が疲れ、抵抗力のない状態が、アレルギーや感染症を併発させる要因となっています。
感染症
皮膚やアレルギーを起こすカビは日常的にその作用もわかりやすいですが、体内で異常がおこる病気(内臓真菌症)を発症した場合、咳といった症状を風邪のようなつもりで軽くみてしまいがちです。
小児や高齢者などは、抵抗力が弱く、まれに死に至ることもあり、大変危険です!
カビを避けるのはもちろんですが、咳が長く続くようなら、きちんと専門機関で検査を受けましょう。
皆さんの健康をお祈りしています!
ではまた!
日々の健康に関する情報を無料で配信しています!
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