冷房病で困っている人へ予防と対策とお教えします!
2016/10/12
こんにちは。
桂島昇です。
今回は、夏に気を付ける病気のブログです。
夏に気を付ける病気?
夏の時期に気をつけなければならない病気があります!
冷房(クーラー)は、暑い夏に欠かせない機器ですね。
冷房の効いた室内にいると、屋外の暑さとの環境変化(屋内と屋外で気温差が5度以上ある)に体がついていけなくなり、冷房病になる可能性があります。
冷房病!
冷房病は、体内の体温調節機能に、不具合が生じる自律神経失調症の一種です。
自律神経には交感神経と副交感神経があります!
寒ければ、交感神経が働き血管を収縮させて発汗を抑制し体温低下を抑えます。
暑ければ副交感神経が働いて血管を拡張し、発汗によって体の熱を放散します。
この自律神経のバランスが狂うと、体温調節ができなくなってしまいます。
冷房病は、男性より女性、体力のある人より無い人、若い人より高齢者に多く見られるれっきとした病気です。
予防と対策!
人間の体が対応できる気温差は5度以内といわれていま!
室内と室外の温度差を5度以内にすることが理想的です。
それが難しい場合は、室温を28度と高めに温度を設定し、できるだけ24度以下にならないように心がけてください。
外出先では、冷気が直接肌にあたらないよう上着を着る、冷房がかなり効いている部屋では、長時間座らず席をたち外気の温度になじませたり、オフィスなど座っていなければならない場所では、座る位置をずらし冷房の風を直接当たらないようにしたり、ひざ掛けを使うなど工夫しましょう!
マッサージ!
時には、手足の屈伸運動や簡単なマッサージなどの軽い運動をするのもよいでしょう!
血行を回復するためには、入浴は少しぬるめのお風呂でゆっくり半身浴をすることがお勧めです。
冷房病は日頃の生活習慣にも影響を受けています。
規則正しい生活をすることが重要です!
栄養のバランスを考えた食事や、一日3食はもちろん、体を温めるような温かいメニューの食事を心がけることも必要です。
日頃から適度な運動を習慣にして、ある程度の筋肉をつけておくことや血流を良くしておくことも、冷房病の効果的予防につながります!
冷房病の症状とは!?
体や手足の冷え・ほてり、肩こり、しびれ、慢性疲労
めまい、のぼせ、倦怠感、頭痛、下痢、食欲不振
便秘、不眠、肌荒れ、生理不順、神経痛
風邪をひきやすい、トイレが近い、イライラ など・・・。
水分は少しずつ・・・。
夏は汗をかかなくても、少しずつ体から水分が奪われています。
中高年の方は水分が不足しても、食事と水分補給の合計で2Lが目安です。
賢い水分補給のコツは、喉が渇く前にこまめに水分を摂ることです。
夏は食欲がないからと食事を抜いたり、サッパリした食べ物に片寄りがちです。
栄養バランスを意識して、肉や魚の蛋白質、野菜や果物も食べましょう。
暑いからといって一日中冷房の効いた部屋の中にいるのはよくありません。
体の冷やし過ぎは冷房病のもとです。
喉の渇きに鈍くなったり、我慢してしまうことがあります。
ではまた。
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